介護

お年寄りとの接し方

お年寄りとの接し方

元介護士のさと→☆(@arosatalk)です。

前回は身内で家族をする上での共通認識をご紹介させていただきました。

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介護するにあたり共通認識すること元介護士のさと→☆(@arosatalk)です。 無資格で介護の世界に飛び込み、右も左も分かりませんでした。働いてみると分かるのですが...

今回はお年寄りとどう接したらいいのか。と、いった点をご紹介していこうと思います。

元気だった頃と比べ、年をとるにつれ身体面では衰えがやってくるもの。

そんなお年寄りに配慮すべき点とは何でしょうか。

 

お年寄りとは穏やかに、『自信』『安心感』を持たせる会話を

お年寄りとは穏やかに、『自信』『安心感』を持たせる会話を

若い世代が想像する以上にお年寄りは敏感な心を持っています。私たちの何気ない言葉や態度で喜ばせる事もあれば、深く傷つけてしまう事も。

まずはお年寄りの心を理解して、思いやりを持って接しましょう。思いやりを持って接する事で、言葉や態度は相手に伝わります。

介護する側も人間なので、時に言葉や気遣いが不足してしまう事もあると思います。しかし、日頃からうまく交流していれば大事に至る事はありません。

 

お年寄りも介護者も対等のパートナー

介護をしていく中で、だんだんと子供のように扱う方がいます。保育と介護は似ている部分はありますが、お年寄りが歩んできた人生の重みは、尊重する姿勢が必要です。

逆に、あれやってこれやってと、本来なら自分で出来るのに手伝ってしまう事もいけません。過介護になってしまうとお年寄りはどんどんと動かなくなり、しまいには寝たきりになってしまいます。

自分で出来る事は行なってもらい、出来ないことに対しては手を差し伸べましょう。

お年寄りも介護者も対等のパートナーです。

 

自尊心とスキンシップ

お年寄りと近い関係だったら、同じ話を繰り返したり、食べ物をこぼしたりしてしまうとイライラしがちです。

しかし、そんな時に「さっきも聞いたよ」「食べ物こぼさないでよ」など自尊心を傷つける言葉は使わないようにして下さい。お年寄りは、そうなりたくてなったのではありません。その点は覚えておきましょう。

穏やかに、且つ尊敬の念を持って接することが望ましいです。

配偶者を亡くしたお年寄りは、私たちが思っている以上に孤独感が強いです。そんな時はスキンシップを取りましょう。

私が働いていた時は、よく背中をさすりながら話したりしました。この小さな心遣いが年寄りの気持ちをほぐす事もあります。

その他にも家族そろって食事をしたり、誕生祝いやイベント事などを楽しむ事も大切です。

 

お年寄りには自分のやり方がある

お年寄りには自分のやり方がある

これはお年寄りに限った話ではありませんが、世代による考え方の違いや生活習慣は違います。

あなたも『こだわり』を持っているのではないでしょうか。

お年寄りにも当然こだわりを持っており、それを無理に変えようとしても意地を張って変えてくれません。

そんな時は相手に合わせて、自分を変えていきくのが賢明です。お年寄りのやり方を認める柔軟さを持ちましょう。

 

見返りを求めてはいけない

介護者がどんなに一生懸命お世話をしても、何も反応がなかったり、当たってくる方もいらっしゃいます。

お年寄りに限らず、身近な人ほど感謝の気持ちをあらわすのって照れくさいですよね。

このような時は『安心している相手だから甘えている』ということを理解してあげて下さい。

お世話をしていくうちに、信頼関係も築いていけます。

 

できることは自分のペースでしてもらう(自立の促し)

お年寄りになると着替えや食事など、ゆっくりとしてきます。そんな時に急かしたり、介護者が手伝ったりしてしまう事は控えて下さい。

  • 急かしてしまう
  • 遅いので手伝ってしまう

お年寄りの自尊心が傷つき、意欲を失います。

どんなにゆっくりとしたペースであっても、自分で出来る事はしてもらいましょう。

出来ることを早いからといって手伝い続けるとどうなるか。全く動かなくなってしまいます。

自分でやろうとしても、遅いから結局全部やってもらっちゃうんだよな。」となってしまうと、全てのことに意欲がなくなってしまいます。

自分で動こうとしなくなり、筋力が低下し、最終的には寝たきりになってしまいます。

手伝いたい気持ちは分かりますが、見守ってあげましょう。

ただ、無理は禁物です。自立を促すあまり、あれやっといて、これやっといてとなってしまうとストレスになってしまいます。

自分から進んで行動するように、日頃から感謝の言葉や態度を示しましょう。

ちょっとしたことでも、家族の中で何か役に立っているという思いはお年寄りには大切で、生きがいにつながります。

 

お年寄りとの上手な接し方

最後に、お年寄りとの上手な接し方をご紹介したいと思います。

  • 声のトーンは低めでゆっくりと話しかける
  • 相手の目の高さで話す(見下ろすことがないように)
  • いっぺんに沢山のことを伝えず、1つずつ話す
  • 外で歩く時は転ばないように軽く支える
  • お年寄りのそばでできる事は、近くにいて会話をしながら行う
  • 毎回でなくていいので、家族全員で過ごす時間を作る

是非、意識して接してみて下さい。