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パクチーが苦手です。それと同じくらい、ギャルが苦手です。

パクチーが苦手です。それと同じくらい、ギャルが苦手です。

私はとにかくギャルが苦手だ。私の天敵と認識している。

私の天敵と言ったら、ナスの一本漬けとパクチーとギャル。

ちなみにパクチーと同率なのがギャルだ。

なぜだ!と疑問に思う人もいるだろう。男はみんなギャル好きだろうと。

分かる。その気持ちは非常に分かる。

結論から言うとTigerHorseだ。そう。トラウマである。

高校時代

小・中学校と気の知れた友達が多かったのだが、高校に行くと環境が変わった。

地元から少し離れた場所にあったので、もちろん周りは知らないヤツばかり。

私は高校生になってから人見知りだったと思い知らされた。

周りは地元の友達が多いからか、同じ中学校同士でグループが出来上がっていた。

クラスでポツンと1人で誰と話したらいいか分からない。

いや、むしろ何を話せばいいのか分からなかった。

 

 

完全にアウェーだ。

 

 

私の高校生活は終わった・・・。と入学してすぐに悟った。

同じ中学のヤツだったら、くだらない話題で通用した。しかし、初対面の同級生に対して、

 

「昨日、あの番組見た?クッソ面白かったよな!」

 

と言えるだろうか。そもそもここで言う『あの番組』を見てるかも知らない。

じゃー聞けよってなる、あなたの気持ちも分からなくもない。

 

 

 

 

「あっ、どうも。○○中学から来ましたさと→☆です。昨日、××って番組やってたと思うんだけど、ご覧になりましたか?」 

 

 

 

 

どうだろうか。いや、どうだろうか以前におかしい。仮に、この会話の返答を貰ったとしよう。

 

「いや、見てないや。」

 

考えただけでもゾッとする。この返答で会話終了。これが同じ中学のヤツだったらどうとでもなる。

 

「おっま、見とけよ!すげー面白かったんだから。バカじゃねーの(笑)」

 

ぐらいは言える。しかし、この返答を初対面の方にするのは失礼極まりない。

そして、私が高校生の頃は第二ギャル世代であった。

第一ギャル世代はガングロで、ルーズソックス。第二ギャル世代はややガングロの、紺ハイソが流行。

そして、私が通っていた高校はギャル率がとても高かった。

同じ中学校にギャルがいなかったということもあり、本当に未知の生物と言っても過言ではない。

私がギャル男や爽やかイケメンだったとしたら、この環境はオアシスだったに違いない。

しかし、残念な事に私はギャル男でも爽やかイケメンでもなかった。爽やかイケメンどころかイケメンですらなく、地味な無口の青年だった。

 

高校デビュー

そんな環境でも、同じ中学のヤツが他のクラスにいた。休み時間となると、同じ中学のヤツらのところに行くのが私の唯一ホッとする時間だったのを覚えている。

私を含め同じ中学だったメンバーは4人いた。男3人の女1人。

私を除く男2人は同じクラスだったのだ。

その2人はチームワークを駆使して、どんどん友達を増やしているようだ。

私は焦燥感に苛まれた。このままだと高校生活がおジャンになる。いっそ、ギャル男になるか?

ギャル男になる素材じゃないのは自分自身が1番分かっていた。

そんな時、同じ中学だった残りのメンバーの女子に会って私は驚く事になる。

 

 

 

ギャル化していたのだ。

 

 

 

とても明るい性格だったのは覚えていたが、まさかギャルになるとは・・・。

この現象をなんと言うかご存じだろうか。そう、高校デビューである。

イモみたいな私には、高校デビューをしようとする発想すらなかった。

チームワークを発揮した男友達。高校デビューで乗り切った女友達(以下、デビュー子)。

環境が変わった事により、友達は様々な方法で切り抜けている。

私は静観することを決めた。いや、そうせざるを得なかった。

中学の時と違って、高校になると携帯電話の持ち込みや弁当持参、お菓子の持ち込みが出来るようになる。

大の甘党だった私はたくさんの飴を隠し持っていた。

授業中にこっそりと飴を食べながら、真面目に授業を受けてる風に装う。もちろん授業中に飴を舐めてはいけない。教師に見つかると怒られる。このスリリングな体験は中学では味わえない。

早弁をする猛者もいたし、教科書の裏に漫画を隠して読むヤツもいた。(漫画に関しては私も常習犯だった)

そんな中、唯一心休まる休憩時間にデビュー子がやってきて、何か食べるものを持ってない?と言ってきた。

同じ中学のよしみで大切な飴玉をあげる事に。

この事がその後、とんでもない事になるなんて、この時は思いもしなかった。

 

ギャルの空気読まなさ

それからというもの、休み時間になる度にデビュー子がやってきて、

 

「さと→☆ちゃん、飴ちょーだい!」

 

と大きい声で言ってくる。毎回、毎回。何回同じセリフを言うんだってくらい。

毎回、毎回あげていたらどうなるか。

知らないヤツまで言ってくるようになった。そのデビュー子の友達(これまたギャル)がやってきて、飴を頂戴と言う。

そうすると色んなクラスのギャル達がやってくるようになり、手に負えなくなってしまう。まるで飴に群がるアリのようだ。

私は飴を持っていくのを辞めた。

少しすると、学力テストが行われた。そのテスト内容は高校受験の時と変わりなく、受験生でやってきた生徒にとってはお茶の子さいさいだった。

そして、その結果が数日後にやってくる。そこには順位が書かれていた。

あまりに順位が高かった為、驚きが隠せない。これは私が頭がいいという話では全くなくて、後々周りに聞いてみると学力テストは成績に反映されないので、周りが本気を出していなかっただけだった。

休憩時間にその事を知った私は、(なんだ真面目にやって損した)なんて思いながら席に着く。

授業が始まり、真面目にノートをとっていると廊下で声がする。

どこかで聞いたことのある声だ・・・。その声がデビュー子であると分かるまでそんなに時間はかからなかった。誰かと話しているようだ。

 

 

 

デビュー子「数学・・・○位!国語・・・○位!あと、英語は・・・」

 

 

 

 

あれ、この順位って・・・

 

 

 

私じゃないか!なんで知ってるんだ!

 

 

 

 

確か、紙は筆箱に入れといたハズ・・・ってなくなってる!?

 

 

 

 

本当にプチパニック状態になる。

しかし、授業中に外に出る勇気のなかった私は、黙って読み上げるのを待つしかなかった。ご丁寧に最後に名前まで読み上げてる。

 

(あの野郎・・・、マジで覚えとけよ・・・)

 

授業が終わった後、すぐにデビュー子のところに向かい、順位表を取り上げる。

しかし、もう既に遅かった。教室に戻ると、色んな人に勉強できるんだねってレッテルを貼られる事になる。

それからというもの、授業をサボるだけサボって、ノートだけ貸してというギャルが増えてしまう事になった。

時にはノートが無くなっており、気が付いたら机の中に戻って来ていて、最後のページに『サンキュー』と絵を描いてくる奴もいた。

 

その後の高校生活は地獄だった。ギャルから、

 

 

 

 

 

マンガ貸して、CD貸して、この問題解いて、これ手伝って。あれやって、これやって、相談乗れ。何時何分にどこどこに来い。etc.

 

 

 

 

 

うわああああああああああああああああああああああああああ

 

 

 

 

 

 

 

以上がTigerHorseのいきさつだ。そう、トラウマだ。

奴らは他人の心に土足で入ってくる。ちなみに、デビュー子は高校2年の時に中退してしまう。

ギャルは苦手だけど、男友達が出来たのはデビュー子のおかげだったかもしれない。

デビュー子、その節はありがとうございました。