仕事

営業職での目まぐるしく変わる環境

 

人の入れ替わりがとても激しかった。他部署から異動になった者。新卒社員で入って来た者。そして、上司も増えた。

沢山の人と関わる事になった事で良いことも、悪いことも起こった。その中でも、辞めていく先輩社員の事がすごく気になっていた。辞める前は必ずと言っていい程、上司にドヤされていたからだ。

大丈夫だろうか。意気銷沈している先輩社員をもう何人見ただろう・・・。

そして今回話の軸になる登場人物は新しい上司だ。私が苦手だった上司は外部で、新しい上司は本社の人だった。その新たな上司がこれまたヤバい人だった。

新たな上司

しかし、ここから地獄が始まった。

新しい上司が来た日は特に何も説明されずにやってきた。業務中で必死に電話をしている中、テレアポの内容をじっと聞き、突然その人は一人ひとり質問をした。

「アポ何件とった?」

皆、正直に取れていない旨を伝える。するとその人は突然怒鳴った。

「そんなアポの取り方じゃダメだ!頭使え、頭!!」

さと→☆
さと→☆
本当、この時はビビった。知らないオッサンがフラフラやってきて、突然の発狂に異常さを感じずにはいられなかったよ、マジ

突然のことで、状況が掴めない。

誰なのか説明も受けていない状況でいきなり来て、いきなり怒鳴り、作業も中断した。その人は苦手だった上司にも矛先が向き、最後の最後に自己紹介をした。

さと→☆
さと→☆
自己紹介を最後にするって、最高にクレイジーだぜっ☆

なんでも、この部署の一番偉い方に任命されたとのこと。

新しい上司になってからというもの、ここでは書けないようなお叱りを毎日のように受けることとなった。私が嫌いな上司もガンガン怒られる事になる(しかし、嫌いな上司はメンタルがオリハルコンで出来ているのか、いつもヘラヘラしていた)

アポを取る取らないはこちらでは決められない。営業トークで左右されるが、明日は確実に取るという保証は出来なかった。

あまりに怒られるため、新卒社員の中には過呼吸になったりものもいた。

どんどん激化していく指導

まだ3ヶ月くらいしか経っていなかったが、私が古株の中に入っていた。ノルマ数を減らすことが出来ず、休日出勤も強要された。自分が怒られるのが嫌だからか、嫌いな上司もエンジンがかかる。

「自分の主張をする前に、責務を果たせや!」

断ることも出来ず、出勤をすることに。そこから休日出勤は続きに続き、休みにしっかりと体を休めず、体調が悪くなっていった。1人、また1人と同僚が辞めていく。

私も耐えられなく、辞めることを決意した。上司に報告し、すぐに退職手続きを行った。きっと、焦って仕事を決めたのがいけなかったのだろう。それを認識するのは当分先だった。

さと→☆
さと→☆
この時の退職は案外すんなりと行った。きっと慣れているんだろうけど、離職率がどれくらいになっているのか知りたい

また振り出しに戻ってしまった。根性がないという方もいるだろう。前回と違い、自己都合で私は会社を去った。折角決まった仕事は短い期間で辞めてしまう自分が許せなかった。

営業の仕事の全てがこのような形ではないと思う。しかし、営業に就こうとはもう思わなかった。

初めての再就職は失敗に終わった。またハローワークに失業した旨を伝え、残っていた失業保険を受け取る手続きを行った。会社を辞めた後も夢に何度も何度も営業の夢を見た。目覚めが悪く、頭がズキズキする。

こんなに早く無職時代を再び過ごすことになるとは思ってもいなかった。

私より早くに入った先輩達は今どうしているのだろうか。

そこまで仲良くなかったため、連絡先は聞いていなかった。

私と同じで営業未経験の人が沢山いたのは覚えている。先輩達も私と似たような環境なのだろうか。中には1週間くらいで辞めた人もいた。

当時の私は自分を責めていた。私はどうしようもない人間だと・・・。

さと→☆
さと→☆
本当にこの仕事を続けていたら潰れるとこだった。どうやったらアポがとれるか。営業の時にどんな提案をしていけばいいか考える事は沢山。ただノルマが本当に怖ろしい。