仕事

怪しい仕事に誘われるも、営業時代に身についた力で切り抜けた話

堀江さんの本との出会いから、私は仕事は何なのか考えるようになった。私が学校や大人達の話を聞いた『仕事への姿勢』はこうだ。

1つの仕事をずっと続けて、昇進し、幸せな家庭を築く。

私は幼いながらもそれを目指してきた。勉強を頑張ったかというとそうでもないが、大学も出た。

しかし、現実を振り返れば社会はとても厳しい世界だった。今はフリーターで、そんな未来は想像もしたことがなかった。

考え方が少しずつ変わってきた時期

私の想像の中では普通のサラリーマンを描いていた。しかし、個人で仕事をするのもいいかもしれないと思うようになった。

それからというもの、私は個人でやっていく方法を模索した。何の実力もない私は、どこへ向かえばいいのか模索した。私はそれからというもの、色んな本を読むことにした。私にはまだまだ知らない世界がある。

この時の私は社会人経験も浅かった。だから、何言ってんだって思う方もいるかもしれない。この頃から、人生で一度はフリーランスを経験してみたいと思うようになる。

月日は流れ、少しずつ仕事にも慣れてきた頃にそれは起こった。大学生のアルバイトの子に帰り間際、呼び出されたのだった。どうしたんだろう。私はジュースを彼におごった。

「あの、この一生この仕事していくんですか?」

目から鱗だった。丁度、そのことを考えていたからだ。しかし、まだ準備すら始まっていないので、私は続けていく旨を伝えた。

毎日、こんなに忙しくて、過労で倒れますよ?僕は既に倒れそうです。

何が言いたいか分からなかった。この仕事をお勧めしないと忠告しているのだろうか。

今、時給はいくらですか?ずっと続けたらいくら位になりますか?

さと→☆
さと→☆
この時、怪しい雰囲気がバンバンしていた。正直、そこまで仲良くないヤツに給料聞くあたり、失礼だよね。

この質問には裏があった

随分踏み込んだ質問をしてくる。そんな時、先輩社員から言われたことを思い出す。彼はネットワークビジネスをやっているということを。今、彼は私を勧誘しようとしているのだと把握した。

「仮に900円だとして、定年が65歳で・・・」

彼は勝手に計算しだした。

「これくらいの金額になりますが、これじゃ全然足りないですよね

確かに弾き出した金額は少なかった。しかし、社員になったら給料も変わる。ボーナスもいくら出るか分からない。この金額だとは限らない旨を伝えると、更に続けた。

さと→☆
さと→☆
正社員になったら給料上がるし、ボーナスも貰えるけど、その分も計算したの?って聞いたのを覚えている。

「そうだとしても、これ位の金額ですよ?こんなにも疲れて稼ぐ金額がこれって少なくないですか?」

なんだか面倒なことになってきた。私はこの金額でも倹しく生活できると伝え、帰る旨を伝えた。

「折角、いい話があるのに・・・。過労で倒れますよ?」

彼はそればかり口にしていた。

さと→☆
さと→☆
いい話があるなら、何で今バイトしてるの?って聞いたら返事はなかった。どないやねん!

そして、楽に金が稼げるのに・・・と彼は言っていた。私のやりたい事ではなかった。それが答えだった。営業をやっていたから分かる。彼はクローズするには力不足だった。

こんな時に辛かった営業時代を思い出すとは思っていなかった。本当・・・人生は勉強尽くしだと感じた。

さと→☆
さと→☆
本当に無駄な仕事ってないんだなと痛感。例え働いていた期間が短くても得るものは確実にある。それをプラスに捉えられていなかったけど、この時に気が付くことができたよ。